- 紫外線よりも降り注ぐ量が多い「近赤外線」
- 地上に到達する太陽光は大きく紫外線・可視光線・赤外線の3つに分かれており、割合は紫外線が約1割、近赤外線が3割以上です。今まで肌の老化原因と言えば「紫外線」でしたが、近年、「近赤外線」の危険性が注目され、近赤外線の及ぼす影響は紫外線以上だと分かって来ました。
- 肌への影響
- 【近赤外線】
紫外線よりも降り注ぐ量が多い「近赤外線」。紫外線よりも波長が長く、肌の深層部(筋肉)まで到達して筋組織を破壊し、シワやたるみなど老化の原因となることが明らかになりつつあります。
【UV-A(紫外線A波)】
波長が長く、肌の奥まで到達し、じわじわと肌へ悪影響を及ぼすUV-A。肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こし、大量に浴びるとDNAに傷がついて、肌の老化を早めてしまいます。
【UV-B(紫外線B波)】
波長は短いけれどもエネルギーが強く肌の炎症を引き起こすUV-B。肌が赤くなる日焼け(サンバーン)の主な原因となり、シミの元になるメラニンを生成。皮膚がんの原因になるともいわれています。 - 屋外だけでなく屋内にも
- 近赤外線は太陽光だけではなく携帯電話、テレビやパソコンのモニター、リモコン、電球、こたつなど、日常生活の中で身近に存在しているので、屋内でも注意が必要です。
- ※近赤外線は、使い方によっては医学的にプラスに働く光線です。