- 海洋深層水
- 一般的には200mより深いところにある海水のことを言います。深海は太陽光が届かず一年を通して安定した低温を維持しています。さらに、大腸菌や一般細菌による汚染がほとんどなく、微生物も少ないため清浄な水が保たれています。それゆえに、無機栄養塩が多く含まれています。
- 羅臼の海洋深層水とは
- 羅臼沖は急激に水深1,000m以上深くなると言われ、渓谷のような地形が特長です。また、海水温が低いため、海水浴によるUV成分の環境汚染などがほとんどなく、流氷のミネラルが溶け込んだ栄養分が豊富です。
- 羅臼沖は絶好の漁場!
- 好漁場の条件として、下層の低温が表層に上昇する現象の場所「湧昇域(ゆうしょういき)」がよいとされ、全海域のわずか0.1%にも関わらず、「湧昇域」での漁獲量は全漁獲量の3分の2を占めています。なんとその「湧昇域」が羅臼沖の海洋深層水にあることを最近の調査により発見!海洋深層水に加えて、エサとなるプランクトンが豊富で、魚が集まりやすい好漁場としても羅臼町の海が豊かな理由です。
- 北海道発の海洋深層水ポンプ場
- 北海道で初の陸上取水型施設が誕生!羅臼漁港沖2,817m、水深350m地点まで取水管を敷設。日量約4,560tを汲み上げ、96%を水産業で活用。清浄性や抗菌作用があるため、衛生管理型漁港として、また「知床らうす海洋深層水」ブランドとして認知されています。