- 「発酵」の正体とは?
- 「発酵」と聞いてまず思い浮かぶのは、味噌・醤油・チーズ・ヨーグルト・ワインと言った食品です。これらの発酵食品は、大豆や牛乳、ぶどう果汁などの素材が独特のおいしさや高い栄養価をもつ食品に変化したもの。この変化は、カビ・細菌・酵母菌といった微生物が時間をかけて作り出しています。その過程を「発酵」と呼ぶのです。
- 天然の美容サプリ 発酵食品
- 発酵食品が健康に良いのはわかるけど、美容にまで?と思うかもしれません。しかし、その美容効果は想像以上のもの。 まず期待できるのが「抗酸化効果」です。抗酸化作用をもっている成分にはビタミンCやカロテンなどがありますが、これらは素のままで摂取するより、発酵させ酵素が働いた状態の方が体の中で効率良く作用します。 次に期待したいのが「美白効果」。「酒蔵の杜氏の手は白く美しい」という説があるように、米の発酵液にはくすみの元となるメラニン色素の働きを抑える作用があります。 また、乳酸菌の発酵エキスには、皮膚の色素沈着を起こすチロシナーゼの活性を阻害する効果があることもわかりました。 他にも保湿効果やデトックス効果など、発酵食品には思わぬ美容効果が隠されています。
- 発酵食品の効果的な食べ方
- 美容に良いのなら毎日の生活に取り入れてみたい!そんな方のために、より発酵パワーが働く食べ方をご紹介します。積極的に摂り入れて、内側から輝くハツラツ美人に!
毎日食べる
継続して食べることで腸内の善玉菌が増加。体の内側が磨かれ、美肌へと導きます。
なるべく生のまま食べる
発酵食品に含まれる酵素は熱に弱いため、なるべく生のままで食べましょう。温める場合は加熱しすぎに注意。
種類の違う発酵食品を食べる
発酵食品の中でも納豆は「納豆菌」、味噌は「酵母菌」など栄養素が異なります。さまざまな種類を食べ、多くの微生物の力を利用しましょう。
相性の良い食材と食べる
●焼肉 × キムチ
動物性の栄養に偏った焼き肉ばかりでは腸内環境が乱れがちに。乳酸発酵食品であるキムチが代謝を活発にしてくれます。
●抹茶 × マッコリ
抹茶が体内のコレステロール値を下げ、マッコリに含まれる乳酸菌が腸の調子を整えます。マッコリを抹茶と牛乳で割ると飲みやすくなります。